世界遺産 ウラジーミルとスーズダリの日帰り観光

ロシア

モスクワから東へ約200キロ。
ウラジーミルおよびスーズダリでは、12世紀から13世紀にかけて建設された聖堂や城塞が世界遺産に指定されています。
少し遠いですが、モスクワからの日帰りも可能です。
実際に私たちも日帰りで観光してきたので、その方法を紹介します。

スーズダリへ

モスクワのクールスカヤ駅を7:15に出発。
特急で約1時間40分、ウラジーミル駅に到着します。

ウラジーミル駅を出ると、正面に見える建物がバスターミナルです。
まずはここからバスでスーズダリへ向かいます。
バスターミナルのチケット売り場と乗り場は、建物の2階にあります。
チケットを買ったらバスを待ちましょう。
このときは確か10番乗り場からの乗車だったと思います。

スーズダリのバスターミナルへは約1時間で到着します。
ただ、ここでバスを降りてはいけません。
ここからスーズダリの中心地まではまだ距離があります。
乗ってきたバスで待っていると、バスは再び走り出してスーズダリの中心まで運んでくれます。
追加料金は16ルーブルでした。

スーズダリ観光

バスを下車して、まずはクレムリン方面へ。

ピャトニツカヤ教会とエルサレム入城教会

上の教会が見える「スラヴャンスキー・バル」という店で軽く食事します。
ボルシチとパンケーキをいただきました。
ここで使わせて頂いたトイレはきれいでしたよ。

お腹も膨れたところで、クレムリンに向かいます。
クレムリン内(世界遺産)を観光するには入場券(250ルーブル)が必要です。

クレムリンの中にあるラジヂェントヴェンスキー聖堂(奥)と木造のニコーリスカヤ教会(手前)

ラジヂェントヴェンスキー聖堂はスーズダリで最も古い建築物で、13世紀に建てられました。

ラジヂェントヴェンスキー聖堂内のフレスコ画

クレムリンを出てカーメンカ川を渡ります。

カーメンカ川に架かる橋とイリイーンスカヤ教会

川を渡った先には木造建築博物館がありました。
今回、木造教会で有名なキジ島に行けなかったので見てみたい気もしましたが、クレムリンにも木造教会があったし、モスクワのヴェルニサージュ市場でも見たので素通りします。

ここからはカーメンカ川の西側の裏道を地図を頼りに歩きます。
しばらくするとポクロフスキー修道院に出ました。

少し歩けばスパソ・エフフィミエフ修道院(世界遺産)です。
内部を観光するには400ルーブルが必要となります。

ウラジーミルへ

スーズダリの観光後、バスターミナルまでのバスが無かったので徒歩で向かいました。
距離は1.5キロ、約20分といったところです。
既にあちこち歩きまわった後なので、この距離がきつかったです。

バスターミナルからウラジーミル行きのバスに乗ります。

ウラジーミル観光

ウラジーミル駅前のバスターミナルに戻ってきました。
400メートルほど歩いてドミトリエフスキー聖堂(世界遺産)です。

少し高台になっていて、地平線まで見えます。

ドミトリエフスキー聖堂からウスペンスキー大聖堂(世界遺産)はすぐ近くです。

モスクワへ

ウラジーミル駅18:00発の列車に乗り、モスクワには19:40に着きました。
出発は朝早いけど、日帰りで観光することは可能です。
列車はロシア国鉄のホームページから予約できます。

ジョン
ジョン

ちなみにウラジーミル駅のトイレが悲惨だったとノビが言ってました。
二度と思い出したくないそうです…