松江城観光の後は「喫茶きはる」でほっこり 優美な和菓子とお茶の時間 天守の借景お忘れなく

グルメ

松江城内を観光した後は茶処松江のお茶と和菓子をいただこうと、松江歴史館の中にある喫茶きはるさんに向かいます。
本丸を出て、北之門跡⇒水の手門跡で石垣を確認し、⇒馬洗池⇒脇虎口門跡を経て⇒北惣門橋を渡ると、松江歴史館は目の前でした。

館内の涼しさにホッとしながら、お店の入口でメニューを見てオーダーを済ませます。
「お好きなお席にどうぞ」と声を掛けて頂き、日本庭園に面した広いお座敷の席にしました。

他にテーブル席と濡れ縁もあるようです。

出雲地方の日本庭園の特徴といえば黒松で、雲州様式というのだと玉造温泉で教えて頂きました。
きっとこの立派な木が主役の黒松なんだろうな、などと植物音痴なりにお庭を眺めます。
お茶とお菓子を待つ間、ゆっくりと時間が流れていくようで安らぎを感じるひと時でした。

ノビ
ノビ

実はここで大きな失敗をしました。
私が座った席はお庭に向かって限りなく右側で、そこからの眺めにすっかり満足してしまったのですが、実はもっと真正面からお庭を見てこそ、黒松を中心に配した雲州様式を堪能できたようなのです。更に屋根越しに松江城の天守も望むことができ、実物を見学した後次は借景として愉しむという方法があったらしく……
ちょうど他にお客さんもいなかったので、もっとお座敷の真ん中まで行ってみればよかったです。勉強不足で残念でした。

抹茶パフェです。

和菓子セットです。抹茶と和菓子、落雁と冷たいお茶でした。
飲み物はコーヒー、紅茶、お茶、ジュース等に変更可能だそうです。
本日の和菓子から「秋桜」を選びました。

ノビ
ノビ

こちらの和菓子は数々の受賞歴を持つ伊丹二夫さんの作品です。
目の前でマイスターの手から形になる上生菓子は、繊細でえもいわれぬ美しさ!
しっかりと目に焼き付けてから、味わっていただきました。
他の季節のお菓子にも興味津々なので、今後もきはるさんのサイトは要チェックです。

松江歴史館の入口に雨粒御伝8体のうちの一人、利伝さんがいました
雨の多い松江市の観光を盛り上げるために作られた石像で、松江城近辺に設置された8体それぞれが異なるパワーを持っているそうです。
こちらの利伝さんは、仕事・金運を高め成功に導くというご利益があるということで、決められた所作に従い、利伝さんが持っている玉に手を当ててお願い事を言わせて頂きました😊