「ザ・スレート」はプーケットの北部、空港近くのナイヤンビーチにあるホテルです。
以前はインディゴパールという名前でしたが、「ザ・スレート」と名前を変えています。
ちょっと変わった名前ですが、それはこのホテルが錫鉱山をデザインコンセプトとしているためです。
チェックインを終えると、客室へは電動カートで送ってもらいます。
ちなみに18歳未満のチェックインはできないようです。
部屋
D-Buk Family Suiteという部屋に3泊しました。
Expedia予約で、1泊あたり14,000円くらいでした。
部屋に入ってみると部屋の広さにビックリ!
更に部屋の中に大きなバスタブがあって、もっとビックリ!!
なんでこんなところにバスタブが…と思ったら、ベッドルームとの間にアコーデオンカーテンがあり、これを閉めることで広いバスルームへと変わるようです。
とはいっても部屋をびしゃびしゃにはできないので、お湯がはねないように静かに入りました。
完全に横になれるバスタブ、素晴らしい!
細部にまでこだわったデザインは、ディズニーシーのアトラクションを思い起こさせてくれます。
スイミングプール
敷地内に3ケ所のプールがあります。
ふたつが大人用、もう一つが家族用ということです。
18歳未満の宿泊ができないのに、なんで家族用のプールがあるのか不思議です。
レストラン
<Black Ginger>
敷地内にあるタイ料理のレストラン。
フロントで予約してから行きました。
レストランにたどり着くのには、池を渡っていく必要があります。
池の手前のあずまやで待っていると、係の人が乗った筏が迎えに来てくれるので、それに乗って池を渡ります。
レストランには篝火が焚かれていて、南国リゾートの雰囲気満点。
料理はアラカルトで5品ほど頼んで、ふたりで7,000円くらいでした。
この日は奮発しましたが、ホテルの外にたくさんのレストランがあり、そちらでは手頃な価格で食事ができます。
ビーチ
プライベートビーチはありませんが、元々人が少ないところなので、ほぼそういう状態でゆっくりできます。
物売りのおばちゃん達もここにはいません。
夕方には海に沈む夕日がとてもきれいです。
またちょっと距離がありますが、ビーチを空港まで2キロくらい歩くと、離発着する飛行機が頭上をかすめていく光景が見られます。
アクセス
プーケット空港からタクシーを利用すると、500バーツくらいを吹っかけられます。
距離が3キロ程度であることを考えるとバカ高いです。
ドライバーも距離が近いと儲けが少ないので、値下げ交渉には乗ってきません。
安く行こうと思ったら、エアポートバスで行くのがいいでしょう。
プーケット空港とプーケットタウンを結んでいて、1時間に1本くらいの頻度で走っています。
バスに乗車してから、行き先を告げて回ってきた女性に運賃を支払いました。
ホテルへはひとつ目の停留所「The Slate Phuket」で下車します。
停留所の前にはコンビニがあるので、飲み物などを購入することができます。
そこからホテルまでは歩いて5分ほどです。
帰りの空港へのタクシーは、ビーチの旅行会社にお願いすると200バーツで行けます。
空港を出たとたん、タクシーの客引きが次々にやって来ます。
あまり芳しくない評判を聞いてはいましたが、確かにその通り。
中には荷物を引っ張って勧誘してくる輩もいましたが、500バーツには納得できなかったので頑として拒否しました。
最後に仕切りのような雰囲気の人が「歩いて行けば?」と捨て台詞。
せっかくの美しい島の玄関口なのに、残念です。
プーケット南部のパトンビーチやカロンビーチのような
賑やかなところが好きな人には物足りないかもしれませんが、
静かに過ごしたい人には、ナイヤンビーチのザ・スレートお薦めです。