ヴィリニュスの旧市街は全体が世界遺産に指定されています。ちょっとしたところに見所が隠れているので、是非自分の足で歩いて見てください。

14世紀ゲディミナス公の命によって丘の上に要塞が築かれました。
当初は木造の建物でしたが、15世紀初めの火災後にレンガ造りに建て替えられています。
現在はゲディミナス塔と呼ばれる西側の塔と城壁の一部が残るのみで、塔の内部は博物館となっています。

14世紀にフランチェスコ修道会の僧がこの場所で殉教しました。それを悼むため17世紀に木造の十字架が建てられたのが始まりです。
旧ソ連時代に一度破壊されていて、現在の物は1989年に立て直されたものです。

ゲディミナス城の丘の下に建つ大聖堂。
13世紀に十字軍の弾圧から逃れるために建てられたのが起源と言われています。
高さ53メートルの鐘楼が象徴的です。

旧市街の中心からは1.5キロほど離れた場所にある教会です。
漆喰の装飾が施された内部は必見です。

赤レンガの外観と炎を思わせるデザインが特徴的です。15世紀から16世紀にかけて現在の姿になったそうです。
この外観は、かつてこの地を訪れたフランス皇帝ナポレオン1世の心をも動かしたとの言い伝えがあります。

リトアニア大公国の首都ヴィリニュスを守るために、16世紀に城壁が作られました。5つあった門のうちのひとつがここです。
聖母マリアのイコンが有名で、参拝する人が絶えません。

夜明けの門を入ってすぐの所にある教会。あまり有名な教会ではありませんが、内部の装飾はすばらしいものがあります。

市庁舎広場に面して建つ教会で、17世紀初頭に建てられ、リトアニアの守護聖人カジミエルを祀っています。

旧市街の西側にある、ピンク色の外観がカワイイ教会です。

旧市街の中心地、ヴィリニュス大学に隣接してあります。
門が空いていれば、自由に庭に入ることができます。