静岡市丸子にある待月楼で食べる伝統のとろろ汁

グルメ

東海道の宿場町「丸子宿」は、江戸時代に自然薯が採れたことからとろろ汁が名物となりました。
それは歌川広重「東海道五拾三次」の丸子宿の版画にも描かれています。
その地で100年以上前に温泉旅館として開業したのが「待月楼」であり、現在は料亭として営業しています。
建物は100年前の姿のままの、伝統的な数寄屋造りとなっています。

今回、名物のとろろ汁をいただくために訪問しました。

日本庭園が出迎えてくれます。

お昼のメニューはこのようになってます。
この中から、お気軽コースをいただきました。

個室もありますが、価格の安いコースはこちらの部屋でいただきます。

先付け。
菜の花や山菜、桜エビなど旬の料理が並んでいます。

季節限定のたけのこ蕎麦。たけのこを蕎麦に見立てているそうです。ふわふわの揚げたとろろも絶品でした。

お造りと煮物。

とろろ汁とご飯はすり鉢とお櫃で出されるので、お替りはいくらでもいただけます。
ごはんは麦飯と普通のご飯、どちらか選べます。

最後にイチゴのデザートで終了です。

ジョン
ジョン

とろろ汁がおいしくて2杯もお替りしちゃいました!
お腹がいっぱいです。

待月楼
住所:静岡県静岡市駿河区丸子3305
定休日:火曜日
営業時間:昼 11:00~14:00、夕食 17:00~20:00

丸子ICから細い道を山に向かって進んだ先にあります。
途中には新しくできた匠宿という施設があり、徳川の時代から静岡に伝わる伝統工芸(竹細工、染め物、陶芸、木工等)の体験もできるので、帰りに寄ってみるのもいいと思います。